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〔公式版〕 〔Steam版〕
概要
DCS: L-39 Albatrosは、チェコスロバキアのAero Vodochody社によって開発されたジェット練習機/軽攻撃機モジュールです 。本機は、ワルシャワ条約機構の主要な練習機であったL-29 Delfinの後継機として1960年代に設計されました 。ターボファンエンジンを搭載した最初の練習機であり 、世界中の30以上の空軍で採用されました 。
DCSには2つのバリアントがあります :
- L-39C: 練習機 (Cvičná) バリアント。2つのパイロンを装備 。
- L-39ZA: 軽戦闘 (Zbraně - 兵器) バリアント。4つのパイロンと胴体下にGSh-23機関砲1門を装備 。
この機体は、DCSで初めて2名のプレイヤーが同一機体に搭乗できる「マルチクルー (multicrew)」に対応したモジュールです 。シンプルな飛行特性と素直なスロットル応答性を持ち、計器飛行や曲技飛行の基礎を学ぶのに最適なプラットフォームとされています 。
購入時のアドバイス
L-39 Albatrosは、最新鋭の戦闘機でドッグファイトをしたいプレイヤーではなく、航空機の基本的な操縦技術、計器飛行、航法システムを基礎から学びたいパイロットに強く推奨されます 。
チャックガイドの著者も、最初は「練習機」という側面に魅力を感じなかったものの、飛行に関する膨大な知識を学ぶのに役立ち、「期待をはるかに超えて多くを教えてくれる」と述べています 。
メリット
- 素直な操縦性: 飛行特性はシンプルで、スロットル応答も速いため、操縦しやすい機体です 。
- マルチクルー (Multicrew): 2人のプレイヤーが前席(学生)と後席(教官)に分かれて搭乗でき、訓練に最適です 。
- 学習プラットフォーム: 計器飛行や航法(ADF、RSBN)の基礎を学ぶのに最適な機体です 。
- 曲技飛行 (Aerobatic Flying): 機敏な運動性を持ち、多くの曲技飛行チームにも採用されています 。
- 不整地運用: 頑丈な降着装置により、整備されていない飛行場からでも運用可能です 。
デメリット
- 非力 (Underpowered): 現代のジェット機と比較すると、エンジンパワーは不足しています 。
- 限定的な空対空戦闘能力: GSh-23機関砲は空対空戦闘には不向きであり、速度も他のジェット戦闘機に追いつくには不十分です 。
- 先進的な電子機器の欠如: レーダー、RWR (レーダー警告受信機)、チャフやフレアといった対抗手段(Countermeasures)を一切搭載していません 。
まとめ
L-39 Albatrosは、現代の戦闘機が持つような圧倒的なパワーや先進的なシステムはありません。しかし、飛行の「基本」をマスターするための優れた練習機です。特に、友人や教官役のプレイヤーと共にマルチクルーで計器飛行や航法を学びたい場合には、非常に価値のあるモジュールとなるでしょう。
キーアサイン
優先度の高いもの
軸操作 (Axis Commands):
- Pitch (ピッチ)
- Roll (ロール)
- Rudder (ラダー)
- Thrust (スラスト)
ボタン操作:
- Wheel Brake ON (ホイールブレーキ)
- Weapon Fire Button (兵装発射ボタン)
- Weapon Fire Button Safety (兵装安全スイッチ)
- Elevator Trimmer - Push / Pull (エレベーター・トリム)
- Aileron Trimmer - Left / Right (エルロン・トリム)
- Airbrake Switch - OPEN / CLOSE (エアブレーキ)
- FLIGHT Flaps Position Button (フラップ格納)
- TAKEOFF Flaps Position Button (フラップ離陸)
- LANDING Flaps Position Button (フラップ着陸)
- Landing Gear Control Lever (ランディングギア・レバー)
余裕があれば割り当てたいもの
- ASP-3NMU Gunsight Target Distance (照準器 ターゲット距離)
- ASP-3NMU Gunsight Target Wingspan (照準器 ターゲット翼幅)
- VHF Radio Button - Push-to-Talk (無線 PTT)
- ZOOM IN SLOW / ZOOM OUT SLOW (ズームイン / アウト)
レイアウト
始動
始動手順
- 始動前 (Before Start-up)
- 外部電源/空気: (必要に応じて) 地上クルーに接続を要求します。
- ホイールチョーク (Wheel Chocks): (設置されている場合) 地上クルーメニュー (\) から取り外します 。
- サーキットブレーカー (Circuit Breakers): 全てON (上) になっていることを確認します 。
- Battery ACB (バッテリー): ON (前) 。電圧計が24V以上あることを確認します 。
- Parking Brake (パーキングブレーキ): ON (前方へいっぱい) 。
- Oxygen Valve (酸素バルブ): 開 (反時計回り) 。
- Fuel Shutoff Lever (燃料遮断レバー): OPEN (前) 。
- 緊急油圧レバー: 全てOFF (前) 。
- 高度計: 気圧をセットします (QFE または QNH) 。
- APU (Turbo) 始動
- Engine ACB: ON (前) 。
- TURBO ボタン: カバーを開け、ボタンを押します 。
- "TURBINE STARTER" ライトが点灯し、APUが作動していることを確認します (25秒以内) 。
- エンジン始動 (Engine Start-up)
- Engine Start Mode Switch: MIDDLE (START) 位置にセットします 。
- ENGINE STARTER ボタン: カバーを開け、3秒間押します 。
- ボタンを押してから3~6秒後、スロットルをIDLE位置まで進めます (RAlt+HOME) 。
- エンジン計器を監視: N1 (HPC) が56%、N2 (LPC) が30%、EGTが600℃以下で安定することを確認します 。
- 始動後 (Post Start-up)
- 発電機 (Generators): Main Generator ACB と Emergency Generator ACB をON (前) 。電圧が27-29Vであることを確認します 。
- インバーター (Inverters): Inverter #1 と #2 ACBs をON (前) 。
- アビオニクス ACBs: AGD-GMK (ジャイロ), ARMS (兵装), RDO (無線), RSBN-5S, MRP-RV, SDU を全てON (前) 。
- 防氷 (De-Ice): (低温/悪天候時) RIO-3, AoA Sensor Heater, Pitot Tube Heating をONにします 。
- キャノピー (Canopy): 閉じて (R-Click)、ロックハンドル (左側) を前方に倒してロックします 。
- ECS (与圧): ON (前) 。"CANOPY UNLOCKED" と "AIRCONDIT OFF" の警告灯が消えるのを待ちます 。
- 電波高度計 (Radar Altimeter): "Dangerous Height" (危険高度) を設定します 。
- ライト (Lights): Navigation Lights (航法灯)、Taxi Light (タキシー灯) をONにします 。
- 無線 (Radio): R-832 Radio Control Switch をFRONT (FWD) にし、チャンネルと音量を設定します 。
注意点
- エンジン始動時、ENGINE STARTER ボタンを押してから 3~6秒後 にスロットルをIDLEに入れる必要があります 。
- 始動中のEGT (排気ガス温度) が600℃を超えないよう監視します 。
- APU (TURBO) は、エンジンN1が41.5%~44.5%に達すると自動的に停止します 。
- キャノピーがロックされ、ECS が作動するまで(約30秒)、"CANOPY UNLOCKED" と "AIRCONDIT OFF" の警告灯が点灯し続けます 。
飛行
特性
L-39の飛行特性は「シンプル」と評されています 。特にスロットル応答が速いため、経験の浅いパイロットでも制御が容易です 。ただし、現代のジェット機と比較するとエンジンパワーは不足しています 。
禁止操作
- 最大速度 (VNE): 速度計の赤いインデックス (Red Index) を超えてはいけません 。
- 最大G: ポジティブGは+6G、ネガティブGは-2Gが制限です 。
- ネガティブG: 20秒以上のネガティブG(マイナスG)での飛行は禁止されています 。燃料アキュムレーターを再充填するため、水平飛行を最低20秒間行う必要があります 。
- フラップ (Flaps): フラップが LANDING (44 deg) 位置のとき、最大許容速度は 310 km/h です 。310 km/h を超えるとフラップは自動的に格納されます 。
- ランディングギア (Landing Gear): ギアダウン時の最大許容速度は 340 km/h です 。
- エアブレーキ (Airbrakes): Mach 0.78 を超えると自動的に展開されます 。
離陸
- 滑走路の中心線に機体を合わせます 。
- フラップを TAKEOFF (25 deg) 位置にセットします 。
- エレベーター・トリムとエルロン・トリムを NEUTRAL (中立) 位置に設定します 。
- ブレーキを踏んだまま、スロットルを最大 (TAKEOFF) まで進めます 。
- ブレーキを解放します 。
- 150 km/h (80 kts) で操縦桿をゆっくり引き、前輪を浮かせます 。
- 190-200 km/h (100-110 kts) でローテーション(離陸)します 。
- 高度15m以上、速度 220 km/h (120 kts) 以上でランディングギア・レバーをUPにします 。
- 高度50m以上、速度 250 km/h (135 kts) 以上でフラップを格納します 。
- 100% RPMを維持し、350 km/h (190 kts) で上昇を続けます 。
関係する速度
- 前輪上げ (Nosewheel up): 150 km/h
- ローテーション (Rotate): 190-200 km/h
- ギア格納 (Gear retract): > 220 km/h
- フラップ格納 (Flaps retract): > 250 km/h
巡航
巡航速度
スロットルには CR SPEED (Cruise Speed) のマーキングがあります 。これはN1 RPM 99.6%に相当し、最大航続距離(最低燃費)のためのモードです 。このモードではEGTが590℃を超えないようにします 。
自動操縦
L-39には、一般的な意味での自動操縦(高度維持や針路維持)は搭載されていません。ただし、SDU (Remote Command Landing System) と呼ばれるフライトディレクター(操縦支援)システムを備えており、ナビゲーションや着陸進入時に操縦すべき針路やピッチをADI(姿勢指示器)上に表示します 。
着陸
成功への鍵
着陸を成功させる鍵は、定められた速度と高度で正確なアプローチパターン(360-degree landing approach)を飛行することです 。
- イニシャルアプローチ (Initial Approach): 高度 500m (1500 ft)、速度 450+ km/h 。
- ダウンウィンド (Downwind leg): 高度 500m、速度 300 km/h 以下に減速。ギアを下げ、フラップを TAKEOFF (25 deg) にします 。
- ベース (Base Leg): 高度 400m (1300 ft)、速度 280 km/h 。
- ファイナルターン (Final Turn): 高度 250m (800 ft)、速度 260 km/h。フラップを LANDING (44 deg) にします 。
- ファイナル (Final Approach): 速度 230 km/h (125 kts) 以上 を維持します(スロットル 70%程度) 。
- タッチダウン (Touchdown): 180 km/h (100 kts) を目安に、穏やかにフレア操作を行います 。
接地後、スロットルをIDLEにし、ブレーキで減速します 。
関係する速度
- ダウンウィンド (Gear/Flaps TO): < 300 km/h
- ベース: 280 km/h
- ファイナルターン (Flaps LAND): 260 km/h
- ファイナルアプローチ (最小): 230 km/h
- タッチダウン: 180 km/h
対空
武装一覧
- R-60M "Aphid": 赤外線ホーミング (IR) ミサイル 。
- R-3S "Atoll": 赤外線ホーミング (IR) ミサイル 。
- GS-23L: 23mm連装機関砲(ただし空対空戦闘には不向き) 。
武装の使い方
R-60M
- 電源: メインの Weapons (ARMS) ACB をON (FWD) 。右コンソールの Armament System (Launch) CB と ASP Gunsight CB、Missile Power CB をON (UP) にします 。
- パイロン選択: Outboard Pylon Selection Button (外側パイロン) を押します 。
- 発射モード: Missile (A/A) ... Mode Switch を UP (左側ミサイル) または DOWN (右側ミサイル) にセットします 。
- シーカー: 左コンソールの Missile Seeker Glowing CB と Missile Seeker Heating CB をON (FWD) にします 。
- シーカー音: 低音のシーカー作動音が聞こえることを確認します。音量は Missile Seeker Tone Volume Knob で調整します 。
- 安全装置: 操縦桿の Weapon Fire Button Safety Switch を解除 (DOWN) します 。
- ロックオン: ターゲットの後方2km以内に接近します 。有効な熱源を捉えると、シーカー音が甲高いロック音に変わります 。
- 発射: NO LAUNCH 警告灯(2G以上で点灯)が消えていることを確認し 、Weapon Fire Button を押して発射します 。
レーダーの使い方
L-39ZAにはオンボードのレーダーは搭載されていません 。ターゲットの捕捉はパイロットの目視 (visual) に依存します 。
対抗手段の使い方
L-39ZAにはチャフ、フレア、ジャマーなどの対抗手段(Countermeasures)は一切搭載されていません 。
対地
武装一覧
機関砲 (Guns):
- GS-23L (23mm 連装機関砲、胴体下)
- PK-3 (7.62mm 機関銃ポッド)
ロケット (Rockets):
- S-5KO (57mm ロケット弾 x 16、UB-16 ポッドに搭載)
爆弾 (Bombs):
- FAB-100 / FAB-250 (無誘導爆弾)
- OFAB-100 (パラシュート付き高抵抗爆弾)
- P-50T (訓練用爆弾)
- SAB-100 (照明弾)
武装の使い方
対地攻撃の基本的な流れは、兵装の電源投入と選択、照準器(Gunsight)の設定、そして攻撃プロファイルに基づいた降下と投下/射撃の3ステップで構成されます。
GS-23L 23mm機関砲 (GS-23L Cannon)
胴体下部に固定された23mm連装機関砲です 。
- 兵装の準備:
- Weapons (ARMS) ACB (兵装システム): ON (FWD) 。
- AoA Sensor Heater ACB (迎角センサーヒーター): ON (FWD) 。
- Armament System (Launch) Power CB (発射システム電源): ON (UP) 。
- ASP Gunsight Power CB (照準器電源): ON (UP) 。
- GS-23 Cannon Arming Switch (機関砲アーミング): ON (FWD) 。
- Explosive Pyrotechnical Charge Switch (火工品チャージ選択): I, II, IIIのいずれかを選択します 。
- Explosive Pyrotechnical Charge GS-23 Cannon Button (機関砲リロード): ボタンを押し、機関砲をリロード(装填)します 。
- PK-3 + GS-23 Cannon Switch: OFF (DOWN) に設定します(機関砲ポッドを同時に使用しない場合) 。
- 照準器の設定:
- 攻撃プロファイル選択: Table 3 (GS-23L Cannon) から、降下角度(例: 20°)に応じた照準角 (Depression Angle)(例: 1.51°)や射撃距離(例: 1460m)などを確認します 。
- Gunsight Mode Lever (照準モード): CAGED/FIXED (DOWN) に設定します 。
- Gunsight Brightness (照準器輝度): 調整します 。
- Gunsight Mirror Depression Angle Control (俯角設定): プロファイルで確認した照準角(例: 1.51°)に設定します 。
- Gunsight Target Distance (目標距離): スロットルのツイストグリップを操作し、距離を最大 (800m) に設定します 。
- Gunsight Target Wingspan (目標翼幅): 照準器の最大距離 (800m) よりも遠くから射撃するため、計算式に基づいた「架空のターゲットサイズ (Fictitious Target Size)」をダイヤルで設定します 。
計算例 (20°降下): 5.5m = 10m (実際の目標サイズ) × 800m (照準器最大距離) / 1460m (射撃距離) 。
- 攻撃の実行:
- Weapon Fire Button Safety Switch (安全装置): OFF (DOWN) にします 。
- プロファイルに基づき、設定した高度・速度で降下を開始します 。
- STAND ALERT ライト(射撃準備完了)が点灯していることを確認します(速度310 km/h以上で点灯) 。
- AoA Signal Warning Light(失速/迎角警告)が消灯していることを確認します(点灯していると発射不可) 。
- 照準レティクルの中央ドットが目標に重なり、射撃距離・高度に達したら、Weapon Fire Button を押して射撃します 。
- 注意: 射撃には複数の条件があります(前脚が格納されている、対気速度400 km/h以上、G制限内など) 。
- 重要: 機関砲を発射すると、エンジンの排気ガス吸い込みを防ぐため、自動的にエンジンRPMが低下します 。この出力低下を考慮し、短いバースト射撃 (Quick bursts) が推奨されます 。
- 射撃後、3~3.5Gで引き起こし、離脱します 。
GS-23L 機関砲 降下攻撃プロファイル (GS-23L Cannon)
(推奨降下角度: 20°, 30°)
| 降下角度 (deg) | 照準角 (deg) | 進入高度 (m) | 進入速度 (km/h) | 射撃高度 (m) | 射撃時速度 (km/h) | 射撃距離 (m) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 20 | 1.51 | 1200 | 400 | 500 | 600 | 1460 |
| 30 | 1.38 | 1200 | 400 | 600 | 600 | 1200 |
PK-3 機関銃ポッド 降下攻撃プロファイル (PK-3 Machinegun Pods)
(推奨降下角度: 20°, 30°)
| 降下角度 (deg) | 照準角 (deg) | 進入高度 (m) | 進入速度 (km/h) | 射撃高度 (m) | 射撃時速度 (km/h) | 射撃距離 (m) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 20 | 1.51 | 1200 | 400 | 500 | 600 | 1460 |
| 30 | 1.38 | 1200 | 400 | 600 | 600 | 1200 |
S-5KO 57mmロケット (S-5KO Rockets)
16発のロケット弾を搭載した UB-16 ポッドを使用します 。
- 兵装の準備:
- Weapons (ARMS) ACB: ON (FWD) 。
- Armament System (Launch) Power CB: ON (UP) 。
- ASP Gunsight Power CB: ON (UP) 。
- Missile Power CB (ミサイル電源CB): ON (UP) にします(ロケット弾はミサイルCBを使用します) 。
- パイロン選択: Inboard (内側) または Outboard (外側) の Pylon Selection Button を押します 。
- Rocket Firing Mode Selector Switch (発射モード): TRAIN/Automatic (全弾発射)、2 (左右2発ずつ)、4 (左右4発ずつ) のいずれかを選択します 。
- 照準器の設定:
- 攻撃プロファイル選択: Table 2 (Rocket Delivery) から、降下角度(例: 20°)に応じた照準角 (Depression Angle)(例: 2.3°)や射撃距離(例: 1460m)などを確認します 。
- Gunsight Mode Lever (照準モード): GYRO (UP) に設定します 。
- Gunsight Brightness (照準器輝度): 調整します 。
- Gunsight Mirror Depression Angle Control (俯角設定): プロファイルで確認した照準角(例: 2.3°)に設定します 。
- Gunsight Target Distance (目標距離): スロットルのツイストグリップを操作し、距離を最大 (800m) に設定します 。
- Gunsight Target Wingspan (目標翼幅): 「架空のターゲットサイズ (Fictitious Target Size)」を設定します 。
- 計算例 (20°降下): 5.5m = 10m (実際の目標サイズ) × 800m (照準器最大距離) / 1460m (射撃距離) 。
- 攻撃の実行:
- Weapon Fire Button Safety Switch (安全装置): OFF (DOWN) にします 。
- プロファイルに基づき、設定した高度・速度で降下を開始します 。
- STAND ALERT ライト(射撃準備完了)が点灯していることを確認します 。
- 照準レティクルの中央ドットが目標に重なり、目標がダイヤモンドで形成される円に収まったら、Weapon Fire Button を押して発射します 。
- 注意: ロケットの発射は、対気速度が 310 km/h 未満の場合はブロック(発射不可)されます 。
- 射撃後、3~3.5Gで引き起こし、離脱します 。
ロケット弾 降下攻撃プロファイル (Rocket Delivery)
(推奨降下角度: 20°, 30°)
| 降下角度 (deg) | 照準角 (deg) | 進入高度 (m) | 進入速度 (km/h) | 射撃高度 (m) | 射撃時速度 (km/h) | 射撃距離 (m) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 20 | 2.3 | 1200 | 400 | 500 | 560 | 1460 |
| 30 | 2.53 | 1200 | 300 | 600 | 550 | 1200 |
FAB-250 無誘導爆弾 (FAB-250 Bombs)
L-39ZAは複数の無誘導爆弾を搭載できます 。
- 兵装の準備:
- Weapons (ARMS) ACB: ON (FWD) 。
- Armament System (Launch) Power CB: ON (UP) 。
- ASP Gunsight Power CB: ON (UP) 。
- Bomb Power CB (爆弾電源CB): ON (UP) 。
- パイロン選択: Inboard (内側) または Outboard (外側) の Pylon Selection Button を押します 。
- Bomb Mode Selector (投下モード): I / SINGLE (単発、UP) または SALVO (全弾、DOWN) を選択します 。
- Missile (A/A) and Bomb Release Mode Switch: SINGLE (左側または単発、UP) または BOTH (右側または両方、DOWN) を選択します 。
- PUS-0 Signal Indicator (爆弾アームド表示灯): 点灯し、爆弾がアーム状態であることを確認します 。
- 照準器の設定:
- 攻撃プロファイル選択: Table 1 (Bomb Delivery) から、降下角度(例: 30°)に応じた照準角 (Depression Angle)(例: 11°)や進入高度(例: 1500m)などを確認します 。
- Gunsight Mode Lever (照準モード): CAGED/FIXED (DOWN) に設定します 。
- Gunsight Brightness (照準器輝度): 調整します 。
- Gunsight Mirror Depression Angle Control (俯角設定): プロファイルで確認した照準角(例: 11°)に設定します 。
- Gunsight Target Distance (目標距離): スロットルのツイストグリップを操作し、距離を最大 (800m) に設定します 。
- Gunsight Target Wingspan (目標翼幅): 「架空のターゲットサイズ (Fictitious Target Size)」を設定します 。
- 計算例 (30°降下): 5.3m = 10m (実際の目標サイズ) × 800m (照準器最大距離) / 1500m (進入高度) 。
- 攻撃の実行:
- Weapon Fire Button Safety Switch (安全装置): OFF (DOWN) にします 。
- スロットル: プロファイルで指定されたエンジン回転数(例: 92% N1)に設定します 。
- プロファイルに基づき、設定した高度・速度・降下角度で進入します 。
- STAND ALERT ライト(投下準備完了)が点灯していることを確認します 。
- 照準レティクルの中央ドットが目標に重なり、指定された投下高度(例: 800m)および速度(例: 550 km/h)に達したら、Weapon Fire Button を押して爆弾を投下します 。
- 注意: 爆弾の投下は、対気速度が 310 km/h 未満の場合はブロック(投下不可)されます 。
- 投下後、4~5Gで引き起こし、離脱します 。
爆弾 降下攻撃プロファイル (Bomb Delivery)
(推奨降下角度: 20°, 30°, 40°)
| 降下角度 (deg) | 照準角 (deg) | 進入高度 (m) | 進入速度 (km/h) | 投下高度 (m) | 投下速度 (km/h) | エンジン RPM (%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 20 | 13 | 1200 | 440 | 730 | 570 | 97 |
| 30 | 11 | 1500 | 350 | 800 | 550 | 92 |
| 40 | 10 | 1800 | 300 | 1100 | 560 | МГ |
